あの日見た 夕日
坂口くんと約束したけれど
やっぱり行く気はしなくて
これといってする事もない部屋で
1人 ベットの上でいた。
あたしは可哀想なんかじゃないんだ
可哀想なのは 可哀想って
思った人なんだ。
なんて…思ったけど
実際 あたしは可哀想なんだ。
あたしはまたここでも
前と変わらず 引きこもるんだ
弱いあたしは嫌いだよ…
あぁ 学校が始まる時間だ
あたしは…
どうしようかな…と悩んでると
ピンポーンとインターホンがなる
とりあえず 出てみることにした
『あー… こんちわ。』
黒髪の男の人と茶髪の人が立ってる
『こんにちわ。長谷川さんやんね?』
茶髪の方は中々喋る。
「そう…ですけど」
『緑さんから聞いてへん?
居候にあたいするんかな??』
あぁ、ゆうてたな。
「言ってました。」
『俺 山㟁 フミヤ。』
『仲西 洸夜』
(ここから人が増えるので
カギカッコの前に名前いれます)
フミヤ『しっかし 可愛い子やなぁ』
洸夜『…』
ぺちゃくちゃ喋る フミヤさんと
黙りこくる 洸夜さん
「長谷川 佑です。」
フミヤ『よろしゅうなっ』
洸夜『…よろしく』