あの日見た 夕日



-ナリ-




「来ないね…」




元引きこもりだって聞いてたけど



転校して2日で 来ないなんて…




メイ『来やんくてえぇわ。』




「明、お前さ…」




マオ『昨日 保健室居てたで。』




珍しい… 真緒が起きてる。




マオ『あの子 中々面白いよ』




ニヤリと笑う真緒。



それを聞いて明も頷く




『寝てて椅子から落ちる奴

初めて見たわ。』




明は まぁ どうでもえぇわ



と言い捨てて 教室を去った。




『成は どう思う??』




接点のない僕に話をふる 真緒




「どうだろうね?」




とりあえず笑ったケド内心




焦ってるんだ




ここで振られたら また戻るんだ




『成』




1人で廊下を歩いてると



とある人に話しかけられた



齋藤 龍樹だ



マッシュルームカットで



小さくて(僕もやけど)



変態な男




タツキ『成のクラスなんやろ??

長谷川佑 えぇよなぁ』




「あ、あはは そうかな??」




タツキ『そやそうやろ!!

接点多くてえぇよなぁ。』




「う、うん だね。」



僕も…話したいわ




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