あの日見た 夕日
「フミヤも洸夜も あたしの事
知ってた??昔から」
フミヤ『ん?おん。知っとったよ』
洸夜『(コクン)』
「そ、っか…知ってたんだ」
フミヤ『まぁ そこは気にせんでも。
それに お嬢様やから〜ゆうアレで
寄ってきとる男は居らんで』
「え?」
フミヤ『みんな 出会った時から
お前に惚れとる ゆうことや。』
龍樹もそんなこと言ってたな…
ってことは…メイも??
フミヤ『それに此処は選ばれた人しか
入られへん所やしなぁ』
姫屋さんも最初に言ってたな…
「あ、あたしちょっと出かけてくる!」
フミヤ『はよ帰ってこいよ』
優しく笑うフミヤと
ゲームに夢中な洸夜。
あたしはまだこの家に
数日しかいない。
でもね
好きなんだ
フミヤの笑顔と洸夜の照れ笑い
だから すぐ帰るからね