「好き」と言いたくて。
「黒谷、いますかー。」











ノックもせずに入る。













「うわっ!ノックしろよ!」











慌てる黒谷。










「え、何?エロいの見てたんだー。」













コーヒーを吹き出した黒谷。













ふ〜ん…












あながち嘘じゃないんだ。












笑えるよね。黒谷がエロいの見てたとか














「おまっ…大人をからかうなっっ!!!」












もう、遅いし。













「それで、何?」












「あ、あぁ…。あれ?早野じゃねぇか」













やっとマナの存在に気付いたみたい。












…だから、遅いってーの。












「来ちゃ…ダメでしたか…?」












乙女マナさんじょー。













「いや、大丈夫だよ。でも、もう帰りな。遅くなるよ?」













そんな事を言う黒谷。













マナは恥ずかしそうに一礼して


















出ていった。











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