“おもい”二文字 「好き」
―――――土曜日。
朝一でパソコンを開いていた。
けれど…
チキンな私は昼までメールの画面を開けなかった…。
流石に駄目だと思い、メールの画面を開いた。
【れい先輩】
選択画面に載っているその名前をクリックする。
「…覚悟、決めたから」
はじめは
≪こんにちわ≫
と、送った。
やはり返信は早く、
≪こんにちわ~≫
と直ぐ返信が来た。
先輩だって男。
きっとつい欲で口走っちゃっただけかもしれない。
ただ私はそれが嫌で…
断り続けていた。
【恋】って何だろう。
もしかしたら先輩のことはただ【気になっていた】だけかもしれない。
ただ私は皆に背中を押されて…
…駄目だなぁ。
ちゃんと、見ないと。
向き合わないと。
ちゃんと【怜先輩】を見て、【木村朱莉】の答えを返さないと、
先輩のためにもならないよ。
だから、
私は送る。
≪私達、元の関係に戻りませんか?≫
朝一でパソコンを開いていた。
けれど…
チキンな私は昼までメールの画面を開けなかった…。
流石に駄目だと思い、メールの画面を開いた。
【れい先輩】
選択画面に載っているその名前をクリックする。
「…覚悟、決めたから」
はじめは
≪こんにちわ≫
と、送った。
やはり返信は早く、
≪こんにちわ~≫
と直ぐ返信が来た。
先輩だって男。
きっとつい欲で口走っちゃっただけかもしれない。
ただ私はそれが嫌で…
断り続けていた。
【恋】って何だろう。
もしかしたら先輩のことはただ【気になっていた】だけかもしれない。
ただ私は皆に背中を押されて…
…駄目だなぁ。
ちゃんと、見ないと。
向き合わないと。
ちゃんと【怜先輩】を見て、【木村朱莉】の答えを返さないと、
先輩のためにもならないよ。
だから、
私は送る。
≪私達、元の関係に戻りませんか?≫