“おもい”二文字 「好き」
伝える勇気・・・
授業中。
愛ちゃんに伝えた今ずっと頭にあるのは
どうやって告白するか…。
1つ難題が解けたと思えばまた1つ。
恋って大変…。
ついにはそんなことも思うようになった。
「頑張れよ~」
「亜華里ちゃんファイト!」
あれからというもの、よく話しかけられるようになった。
一体どうしてこんなことに…。
恥ずかしいような嬉しいような…。
五分五分だった。
「木村ー」
「ぅえ!?」
「『ぅえ』ってなんだよ(笑)」
「変なの(笑)」とくすくすと笑われる。
私に向けてのこんな笑顔…久しぶりかも。
最近はずっと話せていなかったからなぁ…。
「あの、」
「ん?」
あれ…何話そうとしたんだろう…!?
ただ、このまま何も話さなかったら…
いつもみたいにいなくなると思って…。
「何もないんだけど…だから…えぇと…」
バカだ私…絶対変なヤツって思われてる!
何か話さなきゃ、何か…
松村さん…えっと…
松村さんが…
「…好き」
「へ?」
え?
な…何が?え?
「木村が告った!」
「マジか!」
「亜華里ちゃん凄い!皆の前で!」
え?え?
告った?今?
え…今のが告白!?
「いっ、今のは違…」
「今のは違うだろー誤解するようなこと止めとけよ(笑)なぁ?木村?」
「うん…」
今。
今言わなかったらきっと臆病な私は…
告えないかもしれない。
今、チャンスなんじゃないかな?
今告っちゃえば、後は楽なんじゃないかな?
振られたって今なら…
すがすがしくなれるかも…
「…好きだよ」
「…え?」
驚いた顔をしている松村さん。
そりゃね、困るよね。
皆が見てる中告白されたら。
でも…
「今じゃなきゃ、もう言えないと思う…。
好きです。松村さんが…もう早く振っちゃってっ!」
うつむいて顔を見せてくれない松村さん。
私の心臓はバックバクしていた。
愛ちゃんに伝えた今ずっと頭にあるのは
どうやって告白するか…。
1つ難題が解けたと思えばまた1つ。
恋って大変…。
ついにはそんなことも思うようになった。
「頑張れよ~」
「亜華里ちゃんファイト!」
あれからというもの、よく話しかけられるようになった。
一体どうしてこんなことに…。
恥ずかしいような嬉しいような…。
五分五分だった。
「木村ー」
「ぅえ!?」
「『ぅえ』ってなんだよ(笑)」
「変なの(笑)」とくすくすと笑われる。
私に向けてのこんな笑顔…久しぶりかも。
最近はずっと話せていなかったからなぁ…。
「あの、」
「ん?」
あれ…何話そうとしたんだろう…!?
ただ、このまま何も話さなかったら…
いつもみたいにいなくなると思って…。
「何もないんだけど…だから…えぇと…」
バカだ私…絶対変なヤツって思われてる!
何か話さなきゃ、何か…
松村さん…えっと…
松村さんが…
「…好き」
「へ?」
え?
な…何が?え?
「木村が告った!」
「マジか!」
「亜華里ちゃん凄い!皆の前で!」
え?え?
告った?今?
え…今のが告白!?
「いっ、今のは違…」
「今のは違うだろー誤解するようなこと止めとけよ(笑)なぁ?木村?」
「うん…」
今。
今言わなかったらきっと臆病な私は…
告えないかもしれない。
今、チャンスなんじゃないかな?
今告っちゃえば、後は楽なんじゃないかな?
振られたって今なら…
すがすがしくなれるかも…
「…好きだよ」
「…え?」
驚いた顔をしている松村さん。
そりゃね、困るよね。
皆が見てる中告白されたら。
でも…
「今じゃなきゃ、もう言えないと思う…。
好きです。松村さんが…もう早く振っちゃってっ!」
うつむいて顔を見せてくれない松村さん。
私の心臓はバックバクしていた。