すれ違う恋の行方
「美鈴~、やっと見つけた~!!って……えっ?」


そこに現れたのは秀で


「美鈴っ?なんで泣いてんのっ?!」


秀はあたしの泣き顔に驚いて、急いで駆けてきた。


『なんでもっ…ないよっ!』


あたしはすぐに涙を拭き取ると、いつもの調子を秀に向ける。
< 138 / 526 >

この作品をシェア

pagetop