すれ違う恋の行方
思い浮かんだ。


秀の顔が…

秀の笑顔が…


あたしは…
あたしが好きなのは、目の前のこの人じゃないっ…!!



『春樹っ、意味分かんないよっ!!』

「美鈴っ!!」



あたしは春樹の部屋を飛び出ていった。


春樹の声を聞かないまま…。
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