すれ違う恋の行方
ああ…もう…

頭が真っ白になって働かない。


これはどぉゆうこと…?

なんでこの二人が…


暗くてはっきりとは分からなかったけど
あたしが秀のことを見間違うはずがなかった。


『……っ…』


思わずその場から駆け出してしまう。
これ以上あんな二人を見ていたくなかったから…。


なんで…
なんであたしが逃げてるんだろう…。


そう思う余裕すらなかった。
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