すれ違う恋の行方
「お前っ、こんな時間に一人で帰ろうとすんなよっ…」

『はる…き…』


あたしを呼び止めたのは春樹だった。


春樹は息を切らしていて
明らか今まであたしを探し回っていてくれた様子。


もしかしたら、あたしはすでに家に帰っていたかもしれないのに…。

 
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