すれ違う恋の行方
「謝るのは俺のほうだよ。
 不安にさせるようなことしてごめんな…」


あたしは秀のその言葉に、ぶんぶんと首を振った。



これからはもっとこの人のことを信じていこう。


もう過去には囚われず、ちゃんと秀のことを見ていこう。



あたしは心の中でそう決心した。

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