すれ違う恋の行方
「すーげー青空!超天気いいなっ!」


そう言って、水瀬くんは笑顔であたしに言ってきた。

なんか、すっごい笑顔が眩しいんですけど…。


『…そうだね』


あたしは、なんとなくだけ相槌を返した。


「ってかお前さ、早川美鈴だろ?」


突然あたしの名前を呼ぶ水瀬くん。
あたしは自分の名前を知られていることにビックリした。
< 9 / 526 >

この作品をシェア

pagetop