ショートケーキの王子様



無事保健室から脱出したりんと翔斗は昇降口に着き、

りんがあることを思い出す。




「あっ!バッグ忘れた」



「そういえばそうだな」



「今から取ってきます」



「いやもう無理だろ。みんなもう気づいてると思うし」



「あっ、そうですね……」



二人して靴箱の前で考え込む。




「あっ、あいついんじゃん!」



「あいつ………あっ、幼馴染みの人」
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