王子さまと私
講義が終わり食堂へとやってきた。
亜希子は実習先に出す書類を書いていた。
昨日までだったのに、忘れていたらしい。



「もう、手帳にいつまで提出なのか書いときなよ」

「いつも思うんだけどね、、、」


と、ペン回しをしながら言う。
私はというと、課題を少ししていた。


昼前ということもあり食堂にはちらほらと学生がいた。
昼になると一気に学生が集まり席がなくなり座れないということも多々ある。


「そういえば、昨日どこ行ってたの?急にいなくなるし」


き、昨日といえば・・・


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