恋月
「いっただきまー」
手を合わせた瞬間、牛乳瓶が落ちて転がってしまった。
「あちゃー........」
しかたなく、牛乳を拾う。その時、2本の足が見えた。
ゴツゴツしていて筋肉質な足。
男子........だろうなぁ。
関わりたくなくて、そろりと足を忍ばせる。
よし、とれ........
「あっ」
瓶は、私の足にぶつかりさらに遠くへ転がる。
「あぁー........」
そして。
足のそばで止まった。
その人が瓶に気づき、ひろってくれた。
「あ...えと、あの。それ、私のなんですけ........」
男の子は泣いていた。
目からあふれでる透明な涙は申し訳ないけどきれいだった。
「え........?」
手を合わせた瞬間、牛乳瓶が落ちて転がってしまった。
「あちゃー........」
しかたなく、牛乳を拾う。その時、2本の足が見えた。
ゴツゴツしていて筋肉質な足。
男子........だろうなぁ。
関わりたくなくて、そろりと足を忍ばせる。
よし、とれ........
「あっ」
瓶は、私の足にぶつかりさらに遠くへ転がる。
「あぁー........」
そして。
足のそばで止まった。
その人が瓶に気づき、ひろってくれた。
「あ...えと、あの。それ、私のなんですけ........」
男の子は泣いていた。
目からあふれでる透明な涙は申し訳ないけどきれいだった。
「え........?」