デスゲーム-ある殺人鬼からのPCメール-

私の他の全員の自己紹介が終わり、一斉に視線がこっちに集まる。
こういうのは、昔から大嫌いだった。
でも、おかしな状況で、非現実的な人たちに囲まれていれば、怖くも、なんともなかった。

「...あんたは?」

キャバ嬢が睨みながら尋ねてきた。

「...“アヤ”、さっきの子と同じ大学生。」

――これで全員の自己紹介が終わった。




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