デスゲーム-ある殺人鬼からのPCメール-
さっきの赤い文字。
私は必死になって考えた。
考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ考えろ。
私の身体は、脳に信号を送る。
「“カイジョウ”ハ、アナタノスグソバニ…」
“カイジョウ”は多分、“会場”の事。
私はそこに呼ばれている。
でも....
「どこも開かないのにどうやってそこに行くのよ......?」
最悪だ。
何で私がこんなゲームに参加しなくちゃならないの…?
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
誰かが来てくれる訳もない。
私は独り身。
家族なんてものは、とっくに捨てた。
いつの間にか、私の周りには誰もいなかった。
「考えなくちゃ…」
まず、どこも“開かない”。
それでも“カイジョウ”に向かわなければならない。
私の行動できる範囲は……?
「PC…?」