朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「…クッ、フッ…………グズ……」

私は、声を殺して泣く。

心がむしゃくしゃする。

苛々して仕方がない。

「……寝よ。」

私は、ベットに潜り込み目を閉じた。

***

*大雅sibe*

面倒だ。

全部が全部。

大翔が息を切らして部屋に来たと思ったら。

『桃が倒れた』

なんて。

嫌だよね。

なんで、こんなことになったのかな?

やっぱり俺のせい?

俺のせいだったら、謝るから。

何でもするから。

他の人は、苦しめないで……。

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