朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

桃の所に行くのは止めた。

大勢で行っても駄目だと思うから。

「全部、仕組まれているのかも……ね?」

あの人は、俺らを憎んでいるから。

こんなことしたのかな?

酷い、なんて言えない。

憎まれるほどのことをしたんだから。

「……おばさん、ごめんね、本当にごめんなさい。」

俺は、そう呟いた。

届いてる筈、ないのだけれど。

これが、早く解決してくれたら良いのに。

この監禁は、“偶然”でできたものなのか。

それとも“必然”でできたものなのか。

…………どっち、何だろうね?

< 108 / 299 >

この作品をシェア

pagetop