朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
*?sibe*
『……おばさん、ごめんね、本当にごめんなさい。』
そんな事を聞き高らかに笑う。
No.5は、精神的に少しまいっている。
まぁ、少しだけどな。
これで、仲間が助けるか助けないかでNo.5は決まってくるな。
俺は、まいってくれる方が嬉しいけど……。
「……悪い顔、してんじゃねぇよ。」
引くわー。……っと、言ってる奴はこの実験を一緒にやってるやつ。
「何でだよ、No.5がまいってくれれば楽しそうじゃねぇか。」
「お前は、本来の目的を忘れてんじゃねぇか?」
俺を見下すような目で見てくる。
俺は、クックッと喉をならして笑う。
「忘れるわけない、これは全部咲良の為だ。」
そう、咲良の為…………。