朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
「とか言って私らの為だよな。」
下を向いたこいつを俺は見つめた。
「……まぁ、な……。結局は俺らは我が儘な大人なんだよ。」
「…“俺”らのせいでもあるんだよな。」
涙ぐむこいつ。
あー、調子狂うわぁ。
「まぁな。」
俺は、肯定した。
「……この計画は、咲良の。俺らの為に“作った”計画。……失敗は、許されない。」
もう、2度と出来なくなるんだから。
俺は、No.5を見つめた。
「全部は、お前らに託されてるぞ。……頑張ってくれ。」