朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

その細い体に。


*新太sibe*

咲良が、記憶をなくしてしまってから約1週間が経った。

皆は、めちゃくちゃ精神的に不安定になってしまったんや。

この1週間で、酷くなったんは咲良。

泣いているばかりだ。

俺らは、どうすれば良いか解らんくて必死に宥めてる。

やけど、それは意味ないみたいや。

ガタンッ!

ボーッとしてると、でかい音が聞こえた。

多分、咲良や!

俺は、慌てて咲良の部屋に行った。

ガチャッ!

俺は、ノックもしないでドアを勢いよく開けた。

「咲良!」

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