朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

*桃side*

「だって……俺の看病をしたのはお前だろ?」

『クス』

「え?」

僕は、唖然とした。

そんな事……。

「俺が倒れて、目が覚めるまで。目が覚めた時、お前、俺の近くで寝そうになってたじゃねぇか。」

何、それ。

『はぁ、まだ気づかないのぉ?』

『君は、この中で一番ストレスが酷いんだよ。そのストレスの中で一番酷いのが“物忘れ”………いや、物忘れレベルじゃないよ?』

ストレス………?

確かに、ストレスかも………。

って、思ったことはある。

でも、よく解らない。

自分がストレスになっているのかが。


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