朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
桃は、咲良から離れる。
「ほら、咲良が監禁された時。咲良、凄く驚いていたよね。
ルール、皆で決めたよね。……少しだけ破っちゃったときもあったけど………。
次に、皆でお菓子パーティしたよね。」
急に、監禁されてからの話をする桃。
桃は、チラッと俺を見る。
………俺もすんのか。
「咲良の作った菓子、すげぇ美味かった。
咲良、大雅が熱出したときお前すげぇ心配してたよな。」
俺は、記憶を遡りながら言う。
「それで、大雅に襲われかけて、喧嘩をして。
君を泣かせちゃった………。
そうして咲良は記憶を失った。」
桃が最後に、咲良が記憶を失うまでを言った。
「うん……思い出しそう。」