朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

私は、曖昧に答えた。

「ご、ごめんっ、私……部屋に戻るね!」

私は笑って、部屋へ戻った。


*隆太side*

「あちゃー、桃さんよー。」

新太は、苦笑いしながら桃を見た。

「やり過ぎたかなぁ……?」

桃も、苦笑いしている。

俺も、やり過ぎだと思う。

咲良、部屋に戻っちゃったし……。

「あれは、やり過ぎやで~。」

「後で、謝らなきゃなぁ……。」

でも……。

そう付け足した桃。

「そうしなきゃ…………取られちゃうもん……。」

俺たちは、ピクッとなった。

桃は、真顔だ。

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