朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「……。」

だけど、何も答えない。

「てめぇ、何か答えろよ。」

大翔は、低い声で仮面を被った人に近づく。

「………中から出るのが無理なだけで、外からはいける。」

そう、何の感情もない…だけど、どこか聞いたことのある声。

私達は、驚きを隠せなかった。

「…あんた…まさか!」

「K.Aなの…?」

新太が言う前に、私は言った。

「いかにも。」

と、仮面を外した。

「え……?」

私は唖然とした。




< 177 / 299 >

この作品をシェア

pagetop