朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
本当の記憶。
「やっぱり思い出してないよな。」
そう優しく、悲しそうに微笑んだお母さん。
「思、い出してない……?」
私は、頭が混乱する。
「どう言うこと……?」
私は、お母さんに聞く。
「それは……。」
お母さんは、言葉を詰まらせた。
「亜美さん、言うの……?」
隆太が、心配そうにお母さんを見つめる。
「隆太も、知ってるの……?」
隆太は、悲しそうに顔を歪めた。
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本当の記憶。