朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

っと、こんな感じになった。

「なんや、結構早くに決まったな」

と、つまんなさそうに言う新太。

「そうだねー。」

桃君……じゃなくて、桃も新太と同様につまんなさそうに言う。

「暇に……なった………」

大雅は、しょんぼりしている。

そう言えば…………。

「勉強とか………どうなるんだろうね」

私の言葉に、皆が固まる。

「どど、どうしよう!?僕、勉強、できない!」

と、オロオロし始めた桃。

「俺もや!どうしたらええんや!」

うわぁぁ、っと叫ぶ新太。

「俺、課題すげぇ溜まってんだけど……」

と、頭をポリポリと掻く大翔。

「俺は、今のところは大丈夫だけど…勉強しないとこれから課題とか出来なくなる……」

と、苦笑いしている隆太。

「俺………勉強……できない………」

眉を下げ、困っている大雅。

皆が、困った顔……眉間にシワを寄せるなど気難しい顔をしている。



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