朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
幼い私はそのまま倒れて、新太に馬乗りされる。
そして、思いっきり殴られた。
「っ、」
あまりの痛々しい音に、私は顔を歪めた。
『なんでっ!なんでっ!俺だって頑張ってる!皆、なんでっ……!……なんで解ってくれないんだよっ!』
苦しそうに泣き叫ぶ、新太。
『解ってる。解ってるよ。新太、頑張ってるもんね?大丈夫、大丈夫だから。』
まるで、幼い子をあやすように。
涙を拭くように。
新太の頬を撫でる幼い私。