朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
『この、くそ親父!』
そんな怒鳴り声に、私は目を開けた。
『あ゛!?』
『大翔!おじさんも!止めて!』
何、これ……。
喧嘩……?
大翔と、幼い私と、大翔に似た人……大翔のお父さん……。
『てめぇ、喧嘩売ってきたな!?』
『あぁ、そうだ!』
ピリピリとした空気に、オロオロした幼い私。
『買ってやろうじゃねぇか!』
『止めてって!』
『咲良は、下がってろ。』