朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「おじさんね?全て大翔を思ってやったことなんだよ。

それと、前のママをずっと忘れないように。

おじさん自身も、忘れたくなかったんだよ。

大翔は、優しいから。

それが、許せなかったんでしょ?

でも、もう大丈夫だから。」

「っ、お、う……!」

私は最後に、微笑んだ。

私は大翔から離れた。

「お母さん。」

ねぇ、お母さん。

「この監禁も。

全て、全て。

私の為にやってくれたの?」

私はお母さんをじっと見つめた。

お母さんは、顔を伏せた。

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