朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
*咲良side*
(────貴方は、娘を守れましたか。
そう、聴かれたら俺は真っ先に答えるだろう。
────いいえ……。父親失格です。
、と。)
「何で、お父さんも……?」
「母さんが言っただろ?
俺達は、咲良の為ならなんでもする……って。」
優しく、顔を皺くちゃにしながら笑ったお父さん。
「だ、からって!
隆太達を……っ、巻き込む必要はない……。」
私は、言葉に詰まりながらも話した。
「お前たちの罪はなんだ。」
え……?
いきなり、真面目な声で話したお父さん。