朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

なんで、こんな事で壊されなきゃなんねぇんだよ!

俺は、誰にも見せないように涙を流した。

───2日後。

俺達は毎日、見舞いに来た。

たった、2日が凄く長く感じた。

花瓶に花を飾る。

一応、兄貴と姉貴は一緒の病室にしてくれた。

そう、して欲しかった。

先生は、あっさり受け入れてくれた。

「夫婦だからね。

いつでも、一緒がいいだろうと思いましてね。」

と、話してくれた。

「ありがとう、ございますっ!」

俺達は、何度も頭を下げたのだ。

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