朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
「佐久真!とにかくナースコール!」
亜美に、そう叫ばれてハッとする。
俺はナースコールを押した。
『どうされましたか?』
落ち着いた看護士の声。
『兄貴が!目を覚ましました!』
『解りました!至急、そちらへ向かいます!』
先程の落ち着いた声はなく、慌てている。
「っ、はぁ……はぁ……。」
「兄貴!?」
突然、苦しみ出した兄貴。
「どうしたんだよ!?」