朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
ふと、地面を見ると一輪の花があった。
堂々と咲き誇っている。
その花の先の道は、悪いものもなく綺麗な道だ。
「……こうやって、進んでくれたら……いいなぁ……。」
俺は、ポツリと呟いた。
その言葉は、誰にも拾われずに儚く消えた────。
いつの間にか、警察署についていた。
俺達は、顔を見合わせ手を繋ぐ。
「どうされましたか?」
歩いていた警察官が俺達に気付く。
「……俺達、娘、その知り合いを監禁しました。」
*佐久真sideend*
(幸せに、なってくれよ……。)