朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
「ありがとう。大丈夫だよ!」
と、笑って見せる。
それに、ホッとした表情になる大雅。
今は、大雅と電車で大雅のお母さんの所に行く。
……つまり、お墓参り。
久々に、挨拶………しなきゃいけないと思って。
あれから、長い年月が経ったから。
「咲良、もう少しだよ。」
そう、声をかけてくれた大雅。
「うん………。」
そう、応えるとギュッと私の服を掴んだ大雅。
それが、まるで幼い子供の様。