朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
「……大雅、私、ね?
大雅の事、好きだよ。
だけど、その好きは、大雅とは違う好きなの……。
……本当に、ごめんね。」
私は、大雅をギュッと抱き締めた。
「……うん、ありがとう。
咲良。」
その、落ち着いている声は何だか気持ちが良い。
「何?」
「…愛してる。」
「っ、ありがとう。」
最後は、泣きそうになって。
震える声で、お礼を言ってしまった。
(咲良、ありがとう。愛してる。)
*咲良sideend*