朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
「…今日ぐらい、甘えさせて?」
そう、恥ずかしそうに口元を隠す隆太。
私は、クス、と笑う。
「…いつでも、甘えて良いよ。
言ったでしょう?
無理に大人になろうとしなくて、良いって。」
私は、ジッと隆太を見た。
「うん……、ありがとう。」
ゆっくりと、微笑んだ隆太。
私は、ギュッと手を握り締めた。
*
「ここの、カフェのメニュー凄いね。」
私達は、隆太が行きたいと言ったカフェにいる。
「そうだね、一杯あるし。」
と、隆太もメニューをチラッと見る。
沢山、歩いて沢山物も買い、私は凄く満足していた。