朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「……そこ、座れば?」

と、指の先を見るとイスが。

「ありがとう。」

私は、言葉に甘え座らしてもらった。

暫くの沈黙が続く。

子供の笑い声が聴こえる。

「…は、話って?」

「……。」

私は、大翔を見つめるが何も言わない大翔。

顔を伏せていて、顔が見えない。

ジィー……と、見つめていると、バッ!っと、顔をあげた。

「ひゃ!」

と、驚いて変な声を出してしまう。

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