朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
「僕、が。もう少し心が子供だったら……。
咲良を傷つけなくてすんだかもしれない……。
そう、思うと悔しくて堪らない。」
下唇を噛み締める桃。
「だから、だから……っ!
僕が、子供っぽくなれたら……、って。
そう、思ってたらこんな……性格で……。」
「桃、もう…良いよ。」
私は桃の背中を擦る。
「っ、自分の性格が…本当の自分が解らなくなって……。
そんな、自分が嫌で……大嫌い……。」
「桃……っ。」