朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

病気の思い出。


*咲良side*

「…ありがとうございました。」

と、ドアを手にかけ、ゆっくり閉めた。

「…どうやった?」

心配そうに駆けつけた新太。

「…うん、異常なし…って。」

ここは、病院。

…お母さんに、一応、病院行っとけって言われたから。

幼い頃だから、記憶を無くした直後は、覚えてなくて。

名前を見たとき、ビックリした。

だって、親戚のおじさんだったから。

おじさんは、私が記憶を無くした時丁度遊びに来ていたらしい。

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