朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
細かく…教えてくれた。
*
それは、天気の良い日。
私は、いつも通りに新太達と遊んでいた。
すると、急に倒れた。
10分経ってから。
「…お母さん…この子達…
誰?」
その言葉は、あまりにも衝撃的で。
新太達だけじゃなくて、お母さん達までもが唖然とした。
新太達と過ごした日々…つまりほとんど毎日の記憶が抜けていた。
お母さんも、お父さんも。
当時、久々に会ったおじさんも、覚えていたのに。
あの、5人だけは忘れていた。