朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
1枚1枚、丁寧に配る。
「じゃあ、やろっか!」
桃が配り終わって、同じカードも全部抜いた。
「そやなー。順番は、桃から時計回りでええか?」
新太は、少し考えた後言った。
「うん!OK」
桃の声で、ババ抜きが始まった。
「どれかなぁ~?」
と、凄く迷っている桃とか。
「……これ……」
と、気難しい大雅とか。
皆真剣に考えている。
そして、結果は…………
1位……桃。
2位……新太。
3位……大雅。
4位……大翔。
5位……隆太。
6位……咲良。
「う、嘘でしょお!?」
私は、叫んだ。
「あー。ボロ負けやな。残念。罰ゲームや。」
ニヤリ、
そうまた意地悪な顔をした新太。
えー!
私は、全身に鳥肌が立った。
何だろう……。
「じゃあじゃあ……んーと……何にする!?」
桃は、凄く考えている。