朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

1枚1枚、丁寧に配る。

「じゃあ、やろっか!」

桃が配り終わって、同じカードも全部抜いた。

「そやなー。順番は、桃から時計回りでええか?」

新太は、少し考えた後言った。

「うん!OK」

桃の声で、ババ抜きが始まった。

「どれかなぁ~?」

と、凄く迷っている桃とか。

「……これ……」

と、気難しい大雅とか。

皆真剣に考えている。

そして、結果は…………

1位……桃。

2位……新太。

3位……大雅。

4位……大翔。

5位……隆太。

6位……咲良。

「う、嘘でしょお!?」

私は、叫んだ。

「あー。ボロ負けやな。残念。罰ゲームや。」

ニヤリ、

そうまた意地悪な顔をした新太。

えー!

私は、全身に鳥肌が立った。

何だろう……。

「じゃあじゃあ……んーと……何にする!?」

桃は、凄く考えている。

< 30 / 299 >

この作品をシェア

pagetop