朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
桃は、ニッコリ天使の笑みを見せ悪魔のような事を言ってきた。
「だ、駄目に決まってるでしょ!」
私は、大きな声で叫ぶ。
「えー、駄目?」
「駄目!」
桃は、目をウルウルさせたが今の私には効きません!
「なんや。おもんないなぁ。」
新太は、唇を少し尖らせた。
「キスする側にしてみれば恥ずかしいの!」
私は、新太を睨みつけて言う。
「はいはい。言い合いは止め。他のことをやろうか」
隆太は、爽やかな笑顔で注意をしてきた。
「そうだね、もう一回やろうか。」
私は、散らばったトランプを片付けながら言った。
「じゃあ、今度は7並べね!」
そう桃が言って始まった7並べ。
負けたのは………私だった。
トランプ……向いてないのかな………。
そう思った1日だった。
*咲良sideend*