朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「は、放して!」

「んー。じゃあ、お菓子。つくってくれりゅ?(作ってくれる?)」

「解ったから!作る!」

私は、慌てて応えてしまう。

すると、桃は甘噛みを止めニッコリ天使の笑顔になった。

「ありがとぉ、咲良!」

「ど、どういたしまして………」

こいつ………悪魔だ。

天使の仮面を被った悪魔だ………。

「何作ろうかな」

私は、キッチンに行き材料を探す。

「どうせなら、パーティーしようよっ!」

桃が、ニコニコ笑顔で話してきた。

んー。それも良いかも。

「……そうするっ。」


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