朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
「お父さんが、フランス菓子専門店で働いている……?……いや、そんなまさか。……有り得ないよ」
隆太の方をみると、ブツブツと何かを言っていた。
「隆太も、信じてないの!?」
と、私は叫んだ。
「え、あ、いや………。凄いね。」
隆太は、挙動不審だったがすぐに元の隆太に戻った。
変な隆太…………。
「ねぇねぇ、早くお菓子!食べようよ!」
桃は、キラッキラの笑顔でお菓子を見つめている。
……可愛い。天使だ。