朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「お父さんが、フランス菓子専門店で働いている……?……いや、そんなまさか。……有り得ないよ」

隆太の方をみると、ブツブツと何かを言っていた。

「隆太も、信じてないの!?」

と、私は叫んだ。

「え、あ、いや………。凄いね。」

隆太は、挙動不審だったがすぐに元の隆太に戻った。

変な隆太…………。

「ねぇねぇ、早くお菓子!食べようよ!」

桃は、キラッキラの笑顔でお菓子を見つめている。

……可愛い。天使だ。

< 43 / 299 >

この作品をシェア

pagetop