朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「そっか、ありがとう。……もう少し食べれる?」

「……うん」

私が聴くと、コクリと頷く大雅。

***

「完食っ!」

なんと、大雅は全部食べてくれました!

私は、嬉しくてニコニコと笑顔になる。

「薬、飲める?」

すると、大雅は顔を歪める。

「……薬、嫌いなんだね……」

私は、苦笑いをする。

「………飲むよ……熱、治したいから」

大雅は、決心したように薬を取る。

「大雅、頑張れっ!」

私は、大雅を応援する。

大雅なら、出来る!



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