朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「俺は…結城 大雅(ユウキ タイガ)……よろしく……」

眠たそうに言う、無口な大雅君。

「十 大翔(モギキ ヒロト)」

ツーンとあまりこちらを向かない。

この口悪いのが、大翔君。

「わ、私は中川咲良です!よろしくお願いします!」

緊張して言葉が少し詰まる。

「じゃあ、皆自己紹介したし……朝ご飯食べようか」

そう、隆太君が立つ。

「あっ、私……手伝います!」
 
私も立つ。

でも、隆太君は苦笑いして

「大丈夫だよ」

っと、言った。

まぁ、そうだ。

いくら、冷静だからって息なり知らない人と監禁されてるんだから。


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