朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「…………先を見なきゃいけないときだってある。俺達は、それで後悔をしたんだから…………。」

そんなこと、言われなくても…………

「解ってるよっ、」

皆は、顔を歪ませた。

俺達の罪。

それは、とても残酷で。

いつまでも引きずっている。

「でもっ、今も考えなきゃいけないだろっ!!」

俺は、声を荒げる。

はぁはぁっと、少し息を切らした。

「…………皆、ちょっと落ち着けや。焦りすぎやで。」

皆が黙り混んでいると新太が声を出した。

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