朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。
*桃sibe*
もう、辛い思いはしたくないよ。
なんて。
そんな都合の良いこと、無理なのに。
僕は、咲良の部屋に行き咲良をベットに乗せる。
「咲良、……ごめんね。」
僕は、咲良の髪を撫でた。
「……ん……」
少し声を漏らして目をゆっくり開けた咲良。
「咲良!起きたんだね!」
すると、キョトンとした咲良。
「貴方……
誰?」
────僕にとって、それはもの凄く残酷な言葉だった。